予約なしでも行ける千葉県の美術館シリーズ③(笑)
以前から行ってみたかったこちらの記念館に行ってきました。
タイトルに「歌舞伎」の文字が踊っていたものですから、俄然興味を
かきたてられましてね。
今回はオットも一緒です。
帯のチカラって凄いですね。
元々は大好きな菊の帯を締めたい→着物で外出→美術館、という順番です。
こんなパワーを与えてくれる帯に感謝♥
そもそも、この帯、
友人が締めているのを見て一目ぼれ。何回も褒めていたら、友人がそんなに
好きなのなら、とプレゼントしてくれました。
友人はリサイクルショップで購入したとか・・・
私のところへ来た時点でかなり傷んでいました。
私のできうる限りの手立てをしましたが、まだまだです。
今回で一旦長い休みにはいりそうです。今後はどのようにすべきか、
迷うところです。
例によってハプニング続きでした。
その➀
タクシーから降りる時、羽織紐がバラバラに・・・
運転手さん、警備のかた、私、三人で拾い集めました。
その②
法華経寺の境内、石畳が凸凹で、車椅子にはちと厳しい。
日光東照宮の砂利道も押した私ですが、今回はそれに続く難事業。
それでもなんとか押し続けられたのは日頃のスクアットの効果が出たのかも。
侮れないです、毎日のスクアット。
一ヵ月で4回くらいは休みましたが、それ以外は毎朝行っています。
私達二人の写真を撮ってくださった男性がとても良い方で救われました。
双子ちゃんの乳母車を押していた若い男性、色々なことを話しかけながら
沢山の写真を撮って下さいました。
「いつも子供の写真を撮っているもので」と。さすがー!
日本画の世界、歌舞伎の世界にどっぷり浸って、大満足です。
何かひとつと言われれば、六世中村歌右衛門さんへ作られた(描かれた)
「助六」揚巻のリョウトウ(すみません漢字に置き換えられません)、
「白地精好波に松島図」。
これは布をつなげてから絵を描かれるのでしょうか。
ガラスにぐぐっと寄って眺めましたが、裾の綿はたっぷり、直径10センチ
くらいの厚さでした。いや~、も、凄いのなんのって。豪華だわー。
二つ目。
橋本明治氏による、歌舞伎「徳川家康」の衣装のデッサン画のようなもの。
量が多い!色彩が柄が綺麗でうっとり!
これは私にとってはもうコーフン以外の何物でもないです!
そこだけ二時間くらいじっくり楽しみたい気がしました。
ところで、ちょっとパワーが欲しい時の外出には欠かせないものがあります。
赤のお祝いで頂いた、「赤腰紐」。これ、力が湧きます。
そしてプラスアルファ。
こちらも頂きものの、道明の帯締め。
この二つが私を力づけてくれました。