昨夜の地震
着物
昨夜の地震には驚きました。
9時就寝の私はもう既に夢の中でした。
早朝からニュースに釘付けです。次々と被害が報告されてきて、それを
見るたびに胸が痛みます。被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。
そしてどうか被害が広がりませんように、と祈るばかりです。
断水も深刻な問題ですよね。東北のあの寒さの中で、水をもらいに行く人、
提供するスタッフさん、どちらも大変だろうなあと、東北出身の
私は心配します。
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こんな時ですが、最近、意を決して?行った千葉市美術館のことを少し。
ブラチスラバ世界絵本原画展、田中一村展と、盛りだくさんの内容の
展覧会。眼福&至福の時間を過ごしてきました。
ひそひそと誰かが話すと、どこからともなく「会話をお控えください。」という
プラカードのようなものを持った係員さんが現れます。
静かな雰囲気の中で、緊張感とともに、美しいものを前に泣きたい
ほどの感激をぐっと押え、噛みしめ噛みしめ見させてもらいました。
絵を見て、その感想を言い合う。
そんなことができない私は絵ハガキにそれをぶつけました。
もう書き始めたら止まりません(笑)
駅のホームで、電車があと10分で来るという時でも、書かずにはいられない。
ところで、こちらは建物がとても素敵です。
絵を見た後は建物を鑑賞してきます。
「さや堂ホール」、「鞘堂」ってなんだろう?調べてみました。
建物は、ルネサンス様式で、旧川崎銀行千葉支店を改修・保存。
その周りを建物で覆うという方式なのだそう。
この手法は神社の本殿を包みこむ形式である「鞘堂」に因み
「鞘堂ホール」と呼ばれているのだとか。
この重厚な扉の前にカフェがあり、私はそこでココアを飲みながら
クールダウンしてきました。
母から譲ってもらった着物。母は作ったものの、若すぎて一度も袖を通す
ことがなかったそうです。
勝負着物に勝負帯締め。
道中着は着物を作り替えたもので、フルレングスです。
柄がなんとなく梅っぽいのでこれを選びました。
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