お茶のお稽古/炉開き

茶道
11 /11 2021


火曜日、大雨の日、お茶のお稽古がありました。

大雨でも着物です。

二部式雨コートの、スカートをズボンに改良したものを着て、長靴を

はいて出かけました。


炉開きだったので、お稽古の前におぜんざいを頂きました。

そして、車を運転する必要のない私にだけ、お猪口でお酒がちょこっと♥

お箸、揃っていなくて変だなあ、と思っていたら

「手前が黒文字、向こうが杉箸なのよ」と先生。

間違ってなかったのね。


まず姉弟子様の炭手前のお稽古を見せてもらいました。

炭の名前、置き方、その他諸々、難しいことだらけですね。

でも炭の熾っている風景って好きだわあ。

外は叩きつけるような激しい雨音。

でも部屋の中は炭がパチパチ、お湯がしゅんしゅん。

ああ、心安らぐなあ。


お稽古は丸卓でのお点前でした。

花入れには磯菊と嵯峨菊。

お棗は「木守り」。一個ぽつんと残した柿ひとつ。

蓋の裏には「吹き寄せ」。

これひとつみても、絵心が刺激されます。


いつもお着物の姉弟子様、こっくりとした素敵な秋の色の小紋?

いえ、

「母から作ってもらったウールのアンサンブルです」だそうで驚きました。

帯もお母さまが遺されたものだそうです。


私の紬は、姉①が初めて購入した着物で、殆ど袖を通していなかったとか。

この時期になると出して着たくなります。

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余韻

茶道
10 /13 2021


きっかけは図書館で借りたこの本でした。

はじめての茶会を催す亭主は、

「炉を切った茶室がなくても、豊富な道具がなくてもなんとか工夫を

凝らしてお客様を招こうと日夜頭を悩ませた末に茶会にのぞんで

いるにちがいありません・・・」


先日、お稽古で隣に座った姉弟子様から

「風炉先屏風見たいわあ。見せてくださる?」と囁かれて数日。

本のあの言葉が頭に浮かび、

そうだ、

自分ができる範囲でお客様をもてなせばいいんじゃない?と

思ってしまったのです。


さあ、それからが大変。

前日はまず掃除。

障子にハタキをかけ、掃き、畳を拭き。

そしていつ拭いたっけ?の窓ガラスがこれまた大変で(笑)


料理の下ごしらえもしました。

簡単な点心の為に、まずは筑前煮の準備を。

「絹サヤは氷水に入れて、色止めをする」、これ始めてやりました。

今まで色が変わってがっかりしたけど、こうやれば良かったんですね。

お吸い物は海老しんじょう。クラシルのレシピです。

お稲荷さんの皮も甘辛く煮ておいて冷蔵庫へ。

お菓子の生八つ橋もあらかじめ作っておきました。

さて迎えた当日。

マスク会食をして二階の和室へ。

私が無理を言って、なんちゃって躙り口から入って頂きました。

ところが迎える私が作法を知らないという・・・

迎え方も教えて頂きました。

それからの時間はまるでもう夢のようで♥


お道具拝見の時、私が削った茶杓を皆さま、不思議そうに見ておられる姿。

内心、やったー!と思いました。

問答も楽しかったです。


お客様が帰られた夕方、電話やメールなどで丁寧な御礼の言葉を頂き、

ああ、このプチ達成感、やってよかったなあとしみじみ思ったことでした。


先生からのお土産は茶碗。

ちゃんと言葉が添えてありました。嬉しかったです。

宝物がまたひとつ増えました。


祈り

茶道
10 /06 2021


昨日は姉弟子様のお稽古を見学させてもらいました。

桑小卓(くわこじょく)という棚を使ってのお濃茶のお点前。

棚、なんだか不思議なカタチ。

キョロキョロ拝見。

下の浅い棚に浅い建水を仕舞うのですね。へえ~。

細水指も姿の良い事。


姉弟子様のお点前は先生からのご指導も殆どなく、流れるように進んで

行きます。

なにより、帛紗捌きが美しくてみとれました。

そして茶入をくるくると回す、まるで手品のような仕草に

目をまん丸くした私です。


お濃茶の後は先生自身が私にお薄を点ててくれました。

まあ、その美味しいこと美味しいこと。

ほおっ、っと思わずため息が出ました。

お茶碗もずっと眺めていたいような素敵な柄。

お棗には「おもだか」の絵が描かれていました


このような場があって、本当に救われる想いです。


一期一会

茶道
09 /27 2021


「まるたけちゃん、風炉先屏風を見せて~、お茶によんで~」という

メールを貰った私。

あいよッと、早速もてなしの準備です。

前日に部屋の模様替え。

鏡台を隣の部屋に移し、そこへなんちゃってお軸をかけました。

花は・・・この時期もうなんにも庭になくて、花店に駆け込もうかと

思いましたが、それでも当日の朝、なんとか探して見繕いました。

夏の名残りの紫露草と、朝三分咲きだった撫子と、斑入りツワブキの葉。

せっかく咲いたばかりなのにごめんなさい、と撫子に謝って。

背の高い花入れがないとぼやく私に、別の友人が

とりあえずこれを使ったら?と萩焼をプレゼントしてくれました。

ありがたや~。

その花入れもさっそくデビューです。


お菓子。

これも和菓子店のではなく、自分で作りました。

得意のサツマイモの茶巾絞りです。

紫は「ムラサキイモパウダー」、緑は抹茶で色付け。

いつもは茹でただけですが、始めてサツマイモを漉してみました。

反省。口当たりは良かったけど味にパンチがなかった・・・



さて当日。

全ての窓を開けはなし、マスクをして2メートル離れて。



ところで友人は私とは流派が違います。が、その違いが逆に新鮮!

「もうすっかり忘れているわ」と言いますが、さすが15歳から

(空白期間はあるとはいえ)ずっと習っている彼女、お点前の基本がしっかり

身についていて安心感がありました。

やっている最中に思い出すことも多かったようです。


友人が点ててくれたお茶、お湯加減も丁度良く、(濃さも私好み)、

オットも私も美味しく頂きました。


着物は単衣。

襦袢は本麻。

帯結び、一回でぴたっと決まったのは初めて。

柄がお気に入り、締めやすい、ホント重宝する帯です。




風炉先屏風を手作りしました(追記あり)

茶道
09 /17 2021

まさか本当に作るとは・・

ふとしたきっかけで自分でもできるような気がして取り掛かったものの

完成までの道のりは長かった。

ある方のブログで「自分で作りました」とあったので、

それならば私にもできるのではないかと。

特に作り方の教科書とかを参考にした訳ではありません。

これはあくまで実際に私が作ったものの備忘録です。

寸法と必要な材料をざっとメモしてホームセンターへ。

一番悩んだのは塗料です。

黒のペンキを買うつもりが、目の前にあった黒のウレタンニスに目が留まり、

「三回塗った場合」というサンプルに惹かれて、それを求めました。

この時点でちゃんと担当者に質問するべきだった。

が。

それが大問題。

塗っている最中に刷毛がガチガチに固まってしまうのです。

一旦固まったものは熱湯でもとけません。

思いあぐねて、再度ホームセンターへ行って、担当者にしつこく聞きました。

・結局、刷毛をもう一度買うのが手っ取り早い

・「うすめ液」というものがないと元に戻らない

しょうがなく両方買い足しました。

が、が、うすめ液に浸けてもニスって溶けにくいですね~。

何か良い道具はないものか?

歯ブラシがあったので、それを使ってみました。

細い板なので歯ブラシの幅が丁度いいの。それにニスが固まらない。

これには驚きました。

結局、期せずして廃材風味の枠板ができたという・・・

襖紙はおとなしめです。後ろの襖紙とシンクロしていますね。

でも近くで見ると割と良い柄なんです。

写真ではそれが映りません。

「山笑う」と勝手に名前を付けました。



・おおまかな作業工程



 ➀木を組み立てる(金具、木工ボンドでつなぎ合わせる)

 〇印は木工用ボンド、赤で記した四隅はL字型の金具をねじで止める

②木枠に塗装する(私の場合、水性ウレタンニス・ブラックを三回塗り)

③表(襖紙)と裏(壁紙で裏が粘着シートになっているもの)の紙を貼る

④二つの板を蝶番でつなぐ

 (先につなぐと作業がやりにくいので最後にしました)


両面タイプの蝶番でやるとさらにレベルアップできると思います。

私的には予算面で妥協・・

 

まるたけ

本と珈琲が大好きな主婦です。